兵庫津 樽屋五兵衛 御座候

江戸時代この一帯は人口弐万人ほどに及び、港を中心に国内外の交易そして宿場町として大いに栄え、商業活動も盛んで神戸の前身でありました。

 

 樽屋五兵衛は江戸時代文政年間以前より、此処兵庫津において、姫路藩御用達として、伝承されているだけでも漢方医、両替商、造船、マッチ等商いを営み岡方会館近郊寺院等の要職を代々重ねてまいりました。万延元年の米不作時には、地域への施米を施す為の世話人を務めたり、北前船の松前藩や近郊神社仏閣への寄進など永きに渡り老舗商家として兵庫津の繁栄と共にあり続けておりました。

 

 戦前にその暖簾をたたむ事となりましたが、この度兵庫にこだわり、食を通じて本物を伝承いたしたく、再び「兵庫津 樽屋五兵衛」の暖簾を掲げました。

 

平成20年長月 吉日