生しらすのくぎ煮
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【神戸とくぎ煮文化】
樽屋五兵衛では約半世に渡り 兵庫の春の風物詩「いかなごのくぎ煮」を販売してまいりました。しかし、近年 原料である「イカナゴ」が急速に漁獲量が減少してしまい、昨年(2024年)にいたっては、大阪湾のイカナゴ漁は禁漁となってしまいました。
神戸・兵庫において「いかなごのくぎ煮」とは単なる“食”にとどまらず、人と人とを繋ぐ、地域を代表する「社会文化そのもの」ともいえる味でした。
そうした「くぎ煮」文化をなんとか継承できないかという発想からこの商品は生まれました。
【神戸(兵庫)とシラスの関係】
従来 樽屋五兵衛が“くぎ煮”の原料として使用する「イカナゴ」の水揚げを行っていた神戸市の漁港では、毎年5月半ば以降に「シラス」の水揚げが行われます。
また実は、シラスの水揚げにおいて兵庫県は全国1位でもあります。「イカナゴ」だけでなく、「シラス」も神戸・兵庫にとって特産の小魚でした。
【生しらすのくぎ煮へ】
そこで樽屋五兵衛は新たに「生しらす」を「生炊き」する“くぎ煮” ―生しらすのくぎ煮― を新発売致しました。
“しらす”は煮崩れしやすい魚であるからこそ鮮度にこだわりました。また、味付けについては、国産丸大豆醬油・高知県産生姜など「いかなごのくぎ煮」の時と変わらない、樽屋五兵衛 秘伝の「くぎ煮タレ」で丹念に炊き上げました。
「いかなごくぎ煮」に続く、新たな神戸の風物詩へ。
ご飯のおともに、お酒のあてにお楽しみください。